SDGsへの取り組み
SDGsとは?SDGs(エスディージーズ)とは、2015年の国連サミットにて採択された2016年から2030年までの世界各国が達成すべき目標のことです。鹿児島県スマートハウス推進協議会では環境に配慮した最先端の技術を取り入れ、SDGsを達成する為の取り組みを進めています。
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1.エネルギー管理ができる家
HEMS:ホームエネルギーマネジメントシステム
HEMSを取り入れることによって、自分の家で使われているエネルギーが、いつ・どれだけ・何に使用しているかが分かるようになります。
さらに、スマホなどからエアコンや照明などの電気機器の電源を操作し、電気代の安い夜間に洗濯機を使用するといった自動制御が可能となります。
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2.地球環境に配慮した住宅
ZEH:ネットゼロエネルギーハウス
EHの主な定義として、省エネ・創エネ・断熱の3つがあります。この大きな3つの条件を満たすことで「作り出すエネルギーが消費エネルギーを上回る住宅」を目指すものです。
ZEHでは太陽光発電システムを導入し、家庭で発電した電力を自家で消費することによって、光熱費を抑えることが可能となります。また断熱材を施工して室内の温度を一定に保つことで冷暖房効率をアップさせ、省エネを実現させます。政府では「2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」とする目標を設定しています。
LCCM住宅:ライフサイクルカーボンマイナス住宅
ZEHの考え方に加え、家を建てる際に発生するCO2や、将来の改修・解体を含めた“住まいのすべての過程でCO2排出量”を抑える住宅を指します。
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3.分散型エネルギー
マイクログリッド
これまでの電力システムは、大手電力会社がそれぞれの発電所で発電した電気を各地域に送配電する中央集中型でした。それに対し、地方で小規模な発電所を持ち、そこから地域に分散するエネルギー発電方法「マイクログリッド」が注目されています。
注目される理由としては、再生可能エネルギーを主に利用しているため環境にやさしいことが挙げられます。最大のメリットは災害などの緊急時に独立して機能できる点です。大規模な発電所からの電力供給が困難な場合でも、地域において一定のエネルギーの供給が可能となります。
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4.地域コミュニティの活性化
ICTの活用
スマートシティではICTを活用した地域活性の為の様々な取り組みが始まっています。テレワークやリモートワークを活用した地方創生活動や、遠隔医療などが挙げられます。
その中でも鹿児島県スマートハウス推進協議会では、住人同士のつながりを深める手段として、ICTを活用しています。現在は生活に便利な情報や災害時の情報共有が可能なポータルサイトの運用や、オンラインセミナーなどが開催できる環境の整備を進めています。
最大のメリットは災害などの緊急時に独立して機能できる点です。大規模な発電所からの電力供給が困難な場合でも、地域において一定のエネルギーの供給が可能となります。