よくあるご質問

スマートシティとは何ですか?
スマートシティとは、IoTやICTなどの先端技術を活用し、エネルギーや交通網などのインフラを効率化することで生活やサービスの質を向上させた、人が住みやすい都市のことです。
行政や企業が収集したデータをAIなどで分析し、それが活かされることで住民の暮らしやすさを実現している都市は、スマートシティと呼ぶことができます。
また、内閣府によると、我が国が目指すべきSociety 5.0の先行的な実現の場と定義されています。
「IoT」「ICT」とは何ですか?
IoTとは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略称であり、モノがインターネット経由で通信することを意味しています。

ICTとは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。つまり、電話やインターネットなど、そしてチャットツールやSNSといったハード、ソフトなどをまとめてICTと呼びます。
Society 5.0とは何ですか?
Society 5.0とは「サイバー空間(仮想空間)」と「フィジカル空間(現実空間)」を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、①人間中心の社会(Society)、②狩猟社会(Society 1.0)、③農耕社会(Society 2.0)、④工業社会(Society 3.0)、⑤情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、「第5期科学技術基本計画」において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。
政府の掲げる「第5期科学技術基本計画」とは何ですか?
第5期科学技術基本計画は、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)に改組されて初めて策定された計画です。 現状について、ICTの進化等により、社会・経済の構造が日々大きく変化する「大変革時代」が到来し、国内外の課題が増大、複雑化する中で科学技術イノベーション推進の必要性が増していると認識しています。
また、科学技術基本計画の過去20年間の実績と課題として、研究開発環境の着実な整備、LEDやiPS細胞などのノーベル賞受賞に象徴されるような成果が上げられた一方で、科学技術における「基盤的な力」の弱体化、政府研究開発投資の伸びの停滞などを指摘しています。
スマートシティが推奨されているのはなぜですか?
世界の人口が増え続け、都市部へ集中すると、近い将来にはエネルギー消費量や交通量が増加し、環境悪化や交通渋滞などの問題が引きおこされると予測されています。先進国では、インフラの老朽化や高齢化社会への対応なども将来に向けた課題です。
そこで、エネルギー供給の見直し、インフラの効率化などが構想内に含まれるスマートシティは、都市のさまざまな問題解決に向けた取り組みの一環として、世界中で進められているのです。
日本は少子高齢化や災害の頻発、高度経済成長期につくられたインフラの老朽化など、他の先進国に先駆けて多くの課題に直面していますが、そのような課題をまとめて解決できる方法として、スマートシティは期待されています。
スマートシティのメリットは?
スマートシティのメリットは、それぞれの人が自分の価値観にマッチした生活を送ることができるという点が挙げられます。 人や物の流れもスムーズになりますので、無駄やストレスのない生活を送ることが可能です。
スマートシティのデメリットは?
スマートシティのデメリットは、人の動きなども含めてあらゆる情報が収集され、分析されるため、監視されているというイメージを持たれる可能性があるということです。
SDGsとは何ですか?
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成する国際社会共通の目標として、2015年9月に採択されました。
アイタウン天辰のSDGsに対する取り組みについては、こちらをご覧ください。
スマートハウスとは何ですか?
スマートハウスは家電や発電設備がHEMS(家庭内エネルギーシステム管理)を中心に連携が取れる住宅のことです。
現在は創る電気と使っている電気を「見える化」できるなど、できることが限られていますが、今後は、例えばHEMSが快適な温度に設定しながら余計な電力抑制や太陽光発電、蓄電池で蓄えた電気を自動で効率よく使用することが可能になります。
スマートハウスとZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の違いは?
スマートハウスは創蓄連携システムなどの設備を活用して「エネルギーを賢く使うこと」に重きを置いた住宅で、ZEHは建物自体の気密性などの住宅性能を充実させ「エネルギー消費量を自家発電で全てまかなえること」に重きを置いた住宅です。
スマートハウスにおけるIoTの活用とは?
スマートハウスに期待される効果のひとつは、「省エネ」です。スマートメーターで電力使用量を常時把握できるようになったことで、需要家側でも、節電に対する意識が高まりつつあります。また、スマートメターによってもたらされたデータに基づいて、機器を自動制御し、節電目標をクリアするのに最適な設定で稼働させる取り組みなども広がっています。
また、家庭用の太陽光発電システムや蓄電システムがどんどん普及している現状においては、IoTを活用することで、これらの発電・蓄電システムを遠隔で制御したり、広範囲にわたるエネルギーシステムを統合・管理りたしと、新たなエネルギーマネジメントの確立ができるようになります。
IoTでどんな物(設備機器)がインタ-ネットに接続可能ですか?
家電機器をコントロールするためには「HEMS(家庭内エネルギーシステム管理)」が必要になります。このHEMSに接続する設備機器の通信規格が ECHONET Lite(エコネットライト)対応商品であること確認することをお勧めします。(各HEMSのECHONET Lite対応表で確認ください。)
太陽光発電の仕組みは?
太陽光発電は半導体に光を当てると電気が生まれる“光電効果”という仕組みで発電します。
系統連携とはどういう意味ですか?
家庭と系統電力(送電事業者の電線からの電気)と太陽光発電システムが電気的に繋がっている状態を言います。
太陽光発電のメリットは?
太陽光発電のメリットは、自然の力(太陽光)で発電することで環境にとても配慮している点です。発電した電気は自宅で使用可能であり、光熱費の削減に繋がります。また、余った電気は売電することができ経済メリットにも繋がります。
太陽光発電のデメリットは?
太陽光発電のデメリットは、発電量が天候によって左右される点です。また、パネルを設置するには屋根にある程度のスペースが必要となります。
太陽光発電で昼間の電気はまかなえますか?
昼間発電した電気は家庭で使用が可能です。晴れている昼間の時間帯は基本太陽光の電気を使用可能なので電力会社からの買う電気を減らすことができ、電気代の削減に繋がります。
太陽光パネルの特徴は?
パナソニックの太陽光発電パネルであれば、4.88kW(HIT244a)~5.0kW(HIT250a)のシステムで年間5,000kWh以上の発電量が期待できます。
また、太陽光パネルは20年以上の耐用年数があり、強風や雨にも強いので安心です。メーカーから機器瑕疵保証15年、モジュール出力20年保証があるのも魅力です。
パネルはどの屋根にも設置できますか?
太陽光パネルは基本どの屋根の形状にも設置が可能となります。詳しくはお問合せください。
年々電力会社からの電力買取単価が下がっていますが、設置する価値はありますか?
太陽光発電システムの価格は15年前に比べて現在は半額以下となっています。売電単価は家庭用FIT開始当時(2009年11月)48円(税込)でしたが、現在は20円以下となっています。しかし、昼の買電価格が25円以上(再エネ発電賦課金含む)となり売電価格(FIT)より高く、逆転しています。よって、太陽光発電電力を売るより使う自家消費型太陽光発電システムとして電気代を抑えるための導入が主流となりつつあります。蓄電池を導入して更に太陽光電力の有効活用をして自給自足を行いエコな生活にチャレンジされる方も増えています。
蓄電池にはどんな種類がありますか?
メーカーによって異なりますが、容量としては、SHARPだと4.2kWh、6.5kWh、8.4kWh、16.4kWhなどがあり、各家庭の使用状況によって選択することが可能です。
また、全負荷タイプ、特定負荷タイプの二種類があります。詳しくはお問合せください。
さらに、3つのモードが搭載されており、単価の安い深夜電力を充電して電気料金の高い時間帯に使用する「経済優先モード」、太陽光発電などで創った電気を蓄電、放電する「環境優先モード」、蓄電池の容量が少なくなると充電し、常に満充電の状態にしておく「蓄電優先モード」があります。
蓄電池の「特定負荷」「全負荷」とは何ですか?
「特定負荷型」蓄電池は、停電時に決められた場所にだけ電気を供給します。特定負荷型の場合、停電した際蓄電池から電気を供給する部分を事前に分電盤のブレーカーの中から選んで使用します。機種によって異なりますが、1~2箇所選ぶことができます。
ほとんどの方はキッチンの冷蔵庫やリビングの照明が含まれている部分を選択されています。

「全負荷型」蓄電池は、停電時でも家全体に電気を供給できます。特定負荷型がブレーカーの中から停電時に使用する箇所を選ぶ必要があることに対して、全負荷型ではその必要がありません。
災害時には想定外の事態も起こり得ますので、万が一の備えとして全負荷型を設置されるご家庭も増えています。
蓄電池のメリットは?
  • 停電時でも電気が使えて安心です。
  • 安い時間帯の電気を貯めることができます。
  • 高い時間帯の電気を賄うことができます。
  • 太陽光発電の電力の有効活用ができます。
  • 電気自動車にも電気が供給できます。
蓄電池のデメリットは?
  • 耐久年数が限られています。(目安として10年~15年程度)
  • 電気を貯められる量に限りがあります。
  • スペースの確保が必用です。
  • 初期投資費用が高くなります。
蓄電池はどんな人におすすめですか?
蓄電池は以下の方におすすめです。
  • 太陽光発電などの発電設備のある方。
  • 毎月の電気代が高い方。
  • 災害時に備えておきたい方(停電時の電源確保)。
  • 高齢者や体の不自由な方(災害時対策として)。
オール電化住宅とは何ですか?
オール電化住宅とは、文字通り家庭のすべてのエネルギー源を電気で賄う住宅のことを指します。一般的には、台所にIHクッキングヒーター、お風呂にエコキュートなどの電気給湯器が設置された住宅のことをいいます。
オール電化のメリットは?
メリットは、基本料金の一本化が出来ること、電気使用料の少ないエコキュートを利用することで電気代も安くなります。また、ガスを使用しないことによって火事などの災害が減り、安全性の向上に繋がります。
自然災害が発生した際には、太陽光や蓄電池とオール電化を組み合わせることで、ガスや電気が止まった際にも住宅設備を使用することが可能になります。停電時にはタンクのお湯も雑用水として利用可能です。
オール電化のデメリットは?
ガス設備に比べて若干初期費用が高騰します。また、深夜電力メニューを契約する場合は昼間の電気単価が高くなるので、太陽光発電システムの導入をお勧めします。
更に、調理方法がガスコンロではなくIHクッキングヒーターになるため、好みが分かれることもあります。(IHクッキングヒーター電磁誘導加熱方式の調理となりますので熱伝導性の良い鍋やフライパンの選び方に注意ください。)
IHクッキングヒーターの特徴は?
IHヒーター自体は熱を発しておらず、上に置かれた鍋の底面部のみが発熱しています。『磁力で渦電流を発生させ、その電気抵抗によって発熱する』という原理なので、トッププレートの上に金属の鍋等を置かなければ加熱はされません。 鍋底が加熱される仕組みですので、お鍋の取っ手やフライパンの持ち手も熱くなりにくく、金属製の取っ手の調理器具も使いやすいですね。
IHクッキングヒーターの安全対策はどのようなものがありますか?
調理中の「うっかり」や誤作動等があっても、バックアップするさまざまな安全機能を備えています。
  • 切り忘れても、一定時間で通電を止める機能
  • 鍋なし状態や使えない鍋を使用すると、点滅して、通電を停止
  • 温度が上がりすぎると、自動で通電をコントロール
  • ヒーターボタン操作をロックして、子供のいたずら等を防ぐオートロック(チャイルドロック)
など。
エコキュートとは何ですか?
エコキュートとは電気を使ってお湯を沸かす給湯器のことです。これまではガスを使用してお湯を沸かすことが一般的でしたが、ランニングコストを抑えることができる点から電気給湯器の1つであるエコキュートの人気が出てきています。
オール電化住宅の導入費用はいくらくらい?
オール電化リフォームで最も行われている工事がIHクッキングヒーターとエコキュートの設置です。その場合、費用は総額で60~100万円が相場といわれています。
中古住宅は約20~30万円が相場です。中古住宅の場合もキッチンやお風呂をリフォームすることが多いですが、何を設置するかによって設備費や工事費が大きく変わってきます。
EV車とハイブリッド車の違いは何ですか?
EV車(電気自動車)の動力源は電気で動くモーターのみで、モーターの充電は充電スタンドなどを用いて行います。電気で走るため、CO₂の排出がありません。

ハイブリッドカーは2つ以上の動力源を備えた車のことで、一般的にはガソリンで動くエンジンと電気で動くモーターを備えた車です。モーターの充電は走行中に行います。ガソリンを使用するためCO₂の排出があります。
EV車でどのくらい距離が走れますか?
EV車の62kWhバッテリーと40kWhバッテリー搭載の2つのタイプで紹介します。WLTCモードでの航続距離は、62kWhバッテリー搭載車で458km、40kWhバッテリー搭載車で322kmです。
EV充電設備はどのようなものがありますか?
普通充電用のコンセントには100Vと200Vの二種類があります。単相交流100Vまたは200Vを使用し、100Vでは1時間の充電でおよそ10km、200Vでは1時間の充電でおよそ20km走行できる充電を行うことができます。
急速充電器は三相200Vを使用し、出力50kWの充電器が一般的です。5分間でおよそ40km程度走行可能な充電が可能です。
EV車の充電時間はどのくらい掛かりますか?
急速充電でフル充電までに要する時間は62kWhバッテリーで60分、40kWhバッテリーで40分です。

【充電時間の目安表】
太陽光発電で作った電気をEV車に利用できますか?
はい、可能です。太陽光発電に対応したトライブリットシステム(V2H)などを活用することで可能になります。
停電時などにEV車の蓄電池から電気を家で使うことは可能ですか?
可能です。V2Hを設置することが必須となりますが、停電時にバックアップ用電源として機能することが可能であり、夜間に停電した際は電力会社の給電や太陽光発電の電力が利用できなくても、自動車に蓄えた電力を蓄電池代わりとして家庭で使えるので安心ですので、蓄電池と非常に相性がいいです。
スマートハウス独特の防災(防犯)のアイデアなどありますか?
個人住宅などでは災害などの停電時夜間は真っ暗となりますので自宅外灯を蓄電池に繋いでおくと夜も足元を照らしてくれますし、泥棒なども警戒し防犯対策にもなります。
街全体では、監視カメラや見守りカメラをインターネットに繋ぐことで人流センサーや河川の水位センサーなどのデータ収集とその活用を行い、河川の氾濫や交通渋滞などの回避、緊急車両の誘導などに役立てていく取組みが進んでいます。
災害時の太陽光発電のメリットは何ですか?
停電時に太陽光専用のコンセントを使用することによって、携帯の充電、ラジオなど防災対策に優れています。また、蓄電池を合わせて利用することで太陽の出ていない時間帯や、台風など天気が悪い時の停電時もカバーすることが可能になりますので太陽光と蓄電池セットで設置することで、普段の暮らしはもちろん、もしもの時の備えに安心です。
災害時の蓄電システムのメリットは何ですか?
蓄電池があれば、停電が起きたときにも太陽光発電で作った電気を蓄電池に貯めて、必要な時に使うことができます。このように蓄電池があれば長時間停電した場合にも太陽光発電の電気を貯められるので災害時の対策になります。
災害時にEV車も活用できますか?
はい、可能です。近頃では電気自動車と組み合わせて、車を走るために必要なエネルギーをほとんど太陽光発電で賄うことが可能な「トライブリッド」と呼ばれるタイプの蓄電池も発売されています。
トライブリッドタイプの蓄電システムがあれば、太陽光発電で作った電気を蓄電池に貯めて、ご自宅に停車中の車からV2Hを通して双方向に充放電が可能となり、ご自宅の電気利用と車の電気利用が可能となります。